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念頭平松

 樹齢およそ300年の息吹を感じさせる伊平屋島のシンボルです。木陰に寄り添えば、伝統の息吹きが聞こえてくるようです。

住所

〒905-0701
沖縄県伊平屋村

念頭平松

 樹齢およそ300年の息吹を感じさせる伊平屋島のシンボルです。木陰に寄り添えば、伝統の息吹きが聞こえてくるようです。

 リュウキュウマツは、トカラ列島の悪石島(あくせきじま)から先島諸島の西表島までに分布する固有種です。念頭平松は、幹周4.5m、樹高約8mと、幹の太さや高さはそれほど大きくはありませんが、枝張り東西約28m、南北約24mという巨大な枝振りの優美な樹形のリュウキュウマツで、久米島の「久米の五枝(ごえ)のマツ」とともにリュウキュウマツの二大名木として著名です。マツ類では珍しく半円形の日傘を張ったような枝が広がる自然樹形を形成しています。伊平屋島には、松枯れ病を発症させる線虫を媒介するマツノマダラカミキリが確認されていないため、地元ではマツの苗木や材の持ち込み等を禁止して保護を図っています。念頭平松の枝振りの美しさについては、伊平屋村に伝わる古歌である大田名節(うふたなぶし)の一節「念頭平松の枝持ちの美らさ 田名のみやらびの身持ち美らさ」などに歌われ、1937年に沖縄縣山林會により作成された「老樹名木誌」に「杉ノ形状饅頭形ニシテ庭園ノ盆栽仕立ノ如シ」と形容されるなど、古くから樹形の優美な樹木として地元住民に認識されていました。1994年には、周辺一帯が「念頭平松公園」として整備され、村民のオアシスとなっています。

 今から約500年前、古琉球の世の正徳23年、国吉伊平屋比嘉地頭の時代に植えられた、今のこの松よりも美しい松がありました。兄松と呼ばれ愛された巨木でしたが、あるとき隣の伊是名島の山太築登(サンタチクドン)という者に盗伐されてしまいました。彼は聖なる松を伐った崇りで病気になり、亡くなったと伝えられています。その後、山太築登の弟や親類が「兄念頭松を伐ったおわびに」と植えたのが、現在の念頭平松です。この松は兄松に劣らぬ美しい枝振りで、島の人々の手厚い保護の下、昔を凌ぐばかりの巨木に成長しました。

 念頭平松は、次のように国、沖縄県などの数々の指定を受けています。
 1958年1月17日:沖縄県の天然記念物に指定。
 1983年:日本の名松100選に選定。
 1990年:新日本の名木100選に選定。
 2002年:おきなわの名木100選に選定。
 2016年3月1日:国の天然記念物に指定。

 リュウキュウマツは、トカラ列島の悪石島(あくせきじま)から先島諸島の西表島までに分布する固有種です。念頭平松は、幹周4.5m、樹高約8mと、幹の太さや高さはそれほど大きくはありませんが、枝張り東西約28m、南北約24mという巨大な枝振りの優美な樹形のリュウキュウマツで、久米島の「久米の五枝(ごえ)のマツ」とともにリュウキュウマツの二大名木として著名です。マツ類では珍しく半円形の日傘を張ったような枝が広がる自然樹形を形成しています。伊平屋島には、松枯れ病を発症させる線虫を媒介するマツノマダラカミキリが確認されていないため、地元ではマツの苗木や材の持ち込み等を禁止して保護を図っています。念頭平松の枝振りの美しさについては、伊平屋村に伝わる古歌である大田名節(うふたなぶし)の一節「念頭平松の枝持ちの美らさ 田名のみやらびの身持ち美らさ」などに歌われ、1937年に沖縄縣山林會により作成された「老樹名木誌」に「杉ノ形状饅頭形ニシテ庭園ノ盆栽仕立ノ如シ」と形容されるなど、古くから樹形の優美な樹木として地元住民に認識されていました。1994年には、周辺一帯が「念頭平松公園」として整備され、村民のオアシスとなっています。

 今から約500年前、古琉球の世の正徳23年、国吉伊平屋比嘉地頭の時代に植えられた、今のこの松よりも美しい松がありました。兄松と呼ばれ愛された巨木でしたが、あるとき隣の伊是名島の山太築登(サンタチクドン)という者に盗伐されてしまいました。彼は聖なる松を伐った崇りで病気になり、亡くなったと伝えられています。その後、山太築登の弟や親類が「兄念頭松を伐ったおわびに」と植えたのが、現在の念頭平松です。この松は兄松に劣らぬ美しい枝振りで、島の人々の手厚い保護の下、昔を凌ぐばかりの巨木に成長しました。

 念頭平松は、次のように国、沖縄県などの数々の指定を受けています。
 1958年1月17日:沖縄県の天然記念物に指定。
 1983年:日本の名松100選に選定。
 1990年:新日本の名木100選に選定。
 2002年:おきなわの名木100選に選定。
 2016年3月1日:国の天然記念物に指定。

〒905-0701
沖縄県伊平屋村