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玻名城のお宮

 玻名城集落の中心となる拝所です。

住所

〒901-0513
沖縄県八重瀬町玻名城

玻名城のお宮

 玻名城集落の中心となる拝所です。

 玻名城のお宮は、玻名城集落の祖霊神の媽祖神(まそしん)と神道の神をまつっています。
 媽祖は、航海・漁業の守護神として、中国沿海部を中心に信仰を集める道教の女神ですが、日本在来の船玉信仰や神火霊験譚と結び付くなどして、各地で信仰されるようになりました。玻名城のお宮では、元々ペークーの娘をまつった媽祖の拝所でしたが、村に点在している御嶽や殿やその他拝所をまとめ神道の神と一緒に神社化するという明治時代からの国家神道政策の下、ここにあった拝所も1909年に鳥居を立て祠を造って、村の祖霊神の媽祖神と神道の神を合祀してまつっています。

 玻名城のお宮には、次のような伝承が残っています。
 「明和年間 (1764~1771年)に、玻名城村に、潮平ヌペークーという人がいました。ある年、所用で中国へ渡り帰路遭難しました。晴天にわかにかき曇って、強風が吹きまくり、波は荒れ狂い船は木の葉のようにゆられ、まさに、沈没寸前でした。ところが、不思議なことに、急に風は静まり波はおさまり、ペークーは無事に玻名城村に帰ることができました。しかし、残していった一人娘の姿が見えません。その行方はまったくわかりませんでした。ペークーは途方に暮れ狂人のように探し回りました。心静まって近所の人に尋ねました。人々が言うのには、この山に入って行くのは見ましたが、出てくるのは見えなかったと言うのです。ペークーは、村人と山中をくまなく探しましたが、ついに、娘の姿を発見することはできませんでした。ペークーは、嘆き悲しみのあまり食物を口にすることもできませんでした。時が経ち、気が静まると、失くなった娘がふびんに思われてなりません。毎日ふらふらと娘の失くなった山中をうろついては、娘をしのび、ひそかに心の憂さを慰めていました。しかし、いつまでもそうすることはできませんでした。ペークーは、去りし日のことをふり返りました。中国からの帰路海上で遭難した時、急に風はおさまり、船は沈没を免れ、一命を取り止めた日時と、娘が山中に入って行ったのが同日同時刻であることに気が付きました。そして、娘が、航海の守護神たる媽姐となり、風や波を静め、自分の命を助けてくれたのだということがわかりました。そこで、ペークーは、この山中に祠を建て娘の霊をまつりました。このことは、やがて玻名城の村中に伝わり、玻名城村では、この娘の霊を村の守護神として、村を挙げてこの祠を深く崇信しました。」

 拝所なので配慮をお願いします。

 玻名城のお宮は、玻名城集落の祖霊神の媽祖神(まそしん)と神道の神をまつっています。
 媽祖は、航海・漁業の守護神として、中国沿海部を中心に信仰を集める道教の女神ですが、日本在来の船玉信仰や神火霊験譚と結び付くなどして、各地で信仰されるようになりました。玻名城のお宮では、元々ペークーの娘をまつった媽祖の拝所でしたが、村に点在している御嶽や殿やその他拝所をまとめ神道の神と一緒に神社化するという明治時代からの国家神道政策の下、ここにあった拝所も1909年に鳥居を立て祠を造って、村の祖霊神の媽祖神と神道の神を合祀してまつっています。

 玻名城のお宮には、次のような伝承が残っています。
 「明和年間 (1764~1771年)に、玻名城村に、潮平ヌペークーという人がいました。ある年、所用で中国へ渡り帰路遭難しました。晴天にわかにかき曇って、強風が吹きまくり、波は荒れ狂い船は木の葉のようにゆられ、まさに、沈没寸前でした。ところが、不思議なことに、急に風は静まり波はおさまり、ペークーは無事に玻名城村に帰ることができました。しかし、残していった一人娘の姿が見えません。その行方はまったくわかりませんでした。ペークーは途方に暮れ狂人のように探し回りました。心静まって近所の人に尋ねました。人々が言うのには、この山に入って行くのは見ましたが、出てくるのは見えなかったと言うのです。ペークーは、村人と山中をくまなく探しましたが、ついに、娘の姿を発見することはできませんでした。ペークーは、嘆き悲しみのあまり食物を口にすることもできませんでした。時が経ち、気が静まると、失くなった娘がふびんに思われてなりません。毎日ふらふらと娘の失くなった山中をうろついては、娘をしのび、ひそかに心の憂さを慰めていました。しかし、いつまでもそうすることはできませんでした。ペークーは、去りし日のことをふり返りました。中国からの帰路海上で遭難した時、急に風はおさまり、船は沈没を免れ、一命を取り止めた日時と、娘が山中に入って行ったのが同日同時刻であることに気が付きました。そして、娘が、航海の守護神たる媽姐となり、風や波を静め、自分の命を助けてくれたのだということがわかりました。そこで、ペークーは、この山中に祠を建て娘の霊をまつりました。このことは、やがて玻名城の村中に伝わり、玻名城村では、この娘の霊を村の守護神として、村を挙げてこの祠を深く崇信しました。」

 拝所なので配慮をお願いします。

〒901-0513
沖縄県八重瀬町玻名城

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