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宣次(ぎし)の石獅子

 宣次(ぎし)集落を守ってきた石獅子(シーサー)です。

住所

〒901-0416
沖縄県八重瀬町宜次

宣次(ぎし)の石獅子

 宣次(ぎし)集落を守ってきた石獅子(シーサー)です。

 宣次の石獅子は4体あり、昔から四隅番(ユンシバン)と呼ばれていました。集落の4隅で災厄避けの役割を果たしており、十二支でそれぞれの方向を表しています。子ヌ方の獅子(ニーヌファシーシ)は、外間集落との境にある石獅子で、西原町の運玉森(ウンタマムイ)の方向に向いています。卯ヌ方の獅子(ウーヌファシーシ)は、丘陵の林の中にありますが、この石獅子も運玉森の方向に向いています。酉ヌ方獅子(トゥイヌファシーシ)は八重瀬岳を向いていますが、八重瀬岳は、かつてはフィーザン(火山)といわれ、よく火災が起こったので、その火除け(火返し(ヒケーシ))の役割を担っていました。午ヌ方の獅子(ウマヌファシーシ)は、宣次集落の南端のサトウキビ畑の中にありますが、これも八重瀬岳を向いて立っています。

 酉ヌ方獅子と午ヌ方の獅子は、沖縄戦で消滅したことから、戦後、新しく作られています。

 沖縄方言で十二支を読むと、子(ニー)、丑(ウシ)、寅(トゥラ)、卯(ウー)、辰(タチ)、巳(ミー)、午(ウマ)、未(フィチジ)、申(サル)、酉(トゥイ)、戌(イン)、亥(イー)となります。

 宣次の石獅子は4体あり、昔から四隅番(ユンシバン)と呼ばれていました。集落の4隅で災厄避けの役割を果たしており、十二支でそれぞれの方向を表しています。子ヌ方の獅子(ニーヌファシーシ)は、外間集落との境にある石獅子で、西原町の運玉森(ウンタマムイ)の方向に向いています。卯ヌ方の獅子(ウーヌファシーシ)は、丘陵の林の中にありますが、この石獅子も運玉森の方向に向いています。酉ヌ方獅子(トゥイヌファシーシ)は八重瀬岳を向いていますが、八重瀬岳は、かつてはフィーザン(火山)といわれ、よく火災が起こったので、その火除け(火返し(ヒケーシ))の役割を担っていました。午ヌ方の獅子(ウマヌファシーシ)は、宣次集落の南端のサトウキビ畑の中にありますが、これも八重瀬岳を向いて立っています。

 酉ヌ方獅子と午ヌ方の獅子は、沖縄戦で消滅したことから、戦後、新しく作られています。

 沖縄方言で十二支を読むと、子(ニー)、丑(ウシ)、寅(トゥラ)、卯(ウー)、辰(タチ)、巳(ミー)、午(ウマ)、未(フィチジ)、申(サル)、酉(トゥイ)、戌(イン)、亥(イー)となります。

〒901-0416
沖縄県八重瀬町宜次

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