SPOTスポット

後ヌ(クシヌ)御嶽

 松田の集落の祖霊神をまつる御嶽(うたき)です。

住所

〒904-1301
沖縄県宜野座村松田

後ヌ(クシヌ)御嶽

 松田の集落の祖霊神をまつる御嶽(うたき)です。

 御嶽(うたき)とは沖縄の聖域のことであり、「祖霊神をまつる御嶽」と「ニナイカナイ(竜宮)を遥拝する御嶽」があります。後ヌ御嶽は、古知屋村(現在の字松田)の祖霊神をまつる御嶽で、小高い丘の範囲が御嶽となっています。また、御嶽の丘の麓には旧家「ニィーブ屋」、「外間屋」、「幸地屋」があり、御嶽は祖霊神(親)が旧家(子)を抱き守るような配置となっています。なお、古知屋村には後ヌ御嶽の南側にも祖霊神をまつる「前ヌ御嶽」があることから、かつては複数の村があり、ある時期に一つの村に統合されたと考えられています。

 後ヌ御嶽は、1713年に琉球王府が編纂した「琉球国由来記」には、「カナヒヤゴ嶽(神名ヨミチヨノ御イベ)」と記されていることから、18世紀には後ヌ御嶽があったことがわかります。後ヌ御嶽は、別名「カニマン御嶽」とも呼ばれており、御嶽の東側や南側のメーガー洞穴からは、鉄屑やフィーゴの羽口が確認されていることから、かつては後ヌ御嶽の場所で鍛冶が営まれてたことがわかっています。

 御嶽と集落の位置を考えると、祖霊神が霊的に子孫を守るだけでなく、現実の世界においても北風から集落を守っていることがわかります。

 御嶽(うたき)とは沖縄の聖域のことであり、「祖霊神をまつる御嶽」と「ニナイカナイ(竜宮)を遥拝する御嶽」があります。後ヌ御嶽は、古知屋村(現在の字松田)の祖霊神をまつる御嶽で、小高い丘の範囲が御嶽となっています。また、御嶽の丘の麓には旧家「ニィーブ屋」、「外間屋」、「幸地屋」があり、御嶽は祖霊神(親)が旧家(子)を抱き守るような配置となっています。なお、古知屋村には後ヌ御嶽の南側にも祖霊神をまつる「前ヌ御嶽」があることから、かつては複数の村があり、ある時期に一つの村に統合されたと考えられています。

 後ヌ御嶽は、1713年に琉球王府が編纂した「琉球国由来記」には、「カナヒヤゴ嶽(神名ヨミチヨノ御イベ)」と記されていることから、18世紀には後ヌ御嶽があったことがわかります。後ヌ御嶽は、別名「カニマン御嶽」とも呼ばれており、御嶽の東側や南側のメーガー洞穴からは、鉄屑やフィーゴの羽口が確認されていることから、かつては後ヌ御嶽の場所で鍛冶が営まれてたことがわかっています。

 御嶽と集落の位置を考えると、祖霊神が霊的に子孫を守るだけでなく、現実の世界においても北風から集落を守っていることがわかります。

〒904-1301
沖縄県宜野座村松田