宇那利崎(うなりざき)は西表島北西端の岬です。周辺の海域はいつも波が荒いため、古来から航行の難所として知られています。公園内には広い芝生が広がり、ブランコや滑り台などの子ども向け遊具や東屋があります。公園の先端は東シナ海を望む赤瓦の展望台になっており、天気の良い日は空と海のコントラストが楽しめ、サンセットも見ることができます。
宇那利崎(うなり崎)を方言で「ウナザシ」というのは、波風の音が激しいことから、「ウナイ」(唸り)を語源とする説もあります。第2次世界大戦後しばらくの間、宇那利崎に西美崎御嶽がありました。この聖地は古文献「八重山島由来記」(1705年)にもその名がみられますが、由来についてはすでに分からなくなったと記されてます。現在その聖地は姿を消してしまいました。
また、宇那利崎には「昔、西表島の神様たちは、浦内川上流のカンビレー石に座って会議をしていました。そこで西表島には女の神様がいないということから、ヤマトゥ(本土)の女神を招くことになりました。女神はそのまま島に留まって、宇那利崎の神様になりました。」という伝承があり、今も島人から畏敬されています。
なお、この話は古文献「慶来慶田城由来記」にも記されています。また、近世期は宇那利崎に遠見番があり、小浜島の烽火を見て、外離島の遠見番と連絡をとったという歴史もあります。
駐車場があります。
宇那利崎(うなりざき)は西表島北西端の岬です。周辺の海域はいつも波が荒いため、古来から航行の難所として知られています。公園内には広い芝生が広がり、ブランコや滑り台などの子ども向け遊具や東屋があります。公園の先端は東シナ海を望む赤瓦の展望台になっており、天気の良い日は空と海のコントラストが楽しめ、サンセットも見ることができます。
宇那利崎(うなり崎)を方言で「ウナザシ」というのは、波風の音が激しいことから、「ウナイ」(唸り)を語源とする説もあります。第2次世界大戦後しばらくの間、宇那利崎に西美崎御嶽がありました。この聖地は古文献「八重山島由来記」(1705年)にもその名がみられますが、由来についてはすでに分からなくなったと記されてます。現在その聖地は姿を消してしまいました。
また、宇那利崎には「昔、西表島の神様たちは、浦内川上流のカンビレー石に座って会議をしていました。そこで西表島には女の神様がいないということから、ヤマトゥ(本土)の女神を招くことになりました。女神はそのまま島に留まって、宇那利崎の神様になりました。」という伝承があり、今も島人から畏敬されています。
なお、この話は古文献「慶来慶田城由来記」にも記されています。また、近世期は宇那利崎に遠見番があり、小浜島の烽火を見て、外離島の遠見番と連絡をとったという歴史もあります。
駐車場があります。
〒907-1541
沖縄県竹富町上原