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伊祖の神アシャギ

 集落の祭祀がおこなわれた神聖な場所です。

住所

〒901-2132
沖縄県浦添市伊祖

伊祖の神アシャギ

 集落の祭祀がおこなわれた神聖な場所です。

 伊祖集落内にある火の神を祀った地頭火ヌ神の横にあります。神アシャギは壁がなく4本のコンクリート製の柱からなり、赤瓦葺きの屋根という造りで、建物内部には何もありません。かつては神女たちが村の祭祀を執り行う重要な空間でした。コンクリート製に改修される前の神アシャギは茅葺き屋根の簡素な建物でした。

 神アシャギから伊祖グスクへは「カミミチ(神道)」と呼ばれる旧道が伸びていていました。かつてはノロたちが神アシャギのある場所から伊祖グスクへと遥拝したといいます。なお「神アシャギ」とは主に沖縄島北部で呼ばれていた名称で、中南部では「殿(トゥン)」と呼ぶのが一般的です。『琉球国由来記』には伊祖村内の祭祀場として「伊祖之殿」の記載があります。鎌倉芳太郎は戦前、伊祖の神アシャギ(伊祖殿)をスケッチしていて、それによると茅葺き屋根で4本の柱は石製、軒は低く2.5尺(約75cm)しかなく、現在のように軒は高くなかったようです。

 伊祖集落周辺にはたくさんの文化財や史跡が点在しています。カミミチを通りながら伊祖グスクへもあわせて見学することをおすすめします。

 伊祖集落内にある火の神を祀った地頭火ヌ神の横にあります。神アシャギは壁がなく4本のコンクリート製の柱からなり、赤瓦葺きの屋根という造りで、建物内部には何もありません。かつては神女たちが村の祭祀を執り行う重要な空間でした。コンクリート製に改修される前の神アシャギは茅葺き屋根の簡素な建物でした。

 神アシャギから伊祖グスクへは「カミミチ(神道)」と呼ばれる旧道が伸びていていました。かつてはノロたちが神アシャギのある場所から伊祖グスクへと遥拝したといいます。なお「神アシャギ」とは主に沖縄島北部で呼ばれていた名称で、中南部では「殿(トゥン)」と呼ぶのが一般的です。『琉球国由来記』には伊祖村内の祭祀場として「伊祖之殿」の記載があります。鎌倉芳太郎は戦前、伊祖の神アシャギ(伊祖殿)をスケッチしていて、それによると茅葺き屋根で4本の柱は石製、軒は低く2.5尺(約75cm)しかなく、現在のように軒は高くなかったようです。

 伊祖集落周辺にはたくさんの文化財や史跡が点在しています。カミミチを通りながら伊祖グスクへもあわせて見学することをおすすめします。

〒901-2132
沖縄県浦添市伊祖

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