西原東ガー(にしはらあがりがー)
隣接する洗濯ガーと合わせ、集落内でそれぞれの用途に合わせた形の違いを見くらべるとおもしろいです。
住所
〒901-2101
沖縄県浦添市西原
西原集落の東側に位置することからその名がつけられました。このカーは、出産のときの産水や、元旦の朝に仏壇に供えて家族の健康と安全を祈る若水を汲んだり、旧暦の六月十五日のウマチーには神々への感謝や健康祈願をしたりと、地域の行事や宗教祭祀にかかわる重要な井泉です。カーの前の「ヒンプン」は水浴びの「ヒタテ」(かこい)に使われていました。その後は女性たちが水を運ぶ時に、頭に水おけを乗せやすくするための台としても使われたようです。
西原東ガーの水は浸透性のある石灰岩と、水を通さない粘板岩(クチャ)の境目から湧き出ています。アガリガーは600年位前から存在するといわれ、現在の石積みに改修されたのは300年位前と伝えられています。
市指定文化財:史跡(1981(昭和56)年3月2日指定)
隣接する洗濯ガーとあわせて、西原集落での水利用のあり方がわかる貴重な史跡です。
西原集落の東側に位置することからその名がつけられました。このカーは、出産のときの産水や、元旦の朝に仏壇に供えて家族の健康と安全を祈る若水を汲んだり、旧暦の六月十五日のウマチーには神々への感謝や健康祈願をしたりと、地域の行事や宗教祭祀にかかわる重要な井泉です。カーの前の「ヒンプン」は水浴びの「ヒタテ」(かこい)に使われていました。その後は女性たちが水を運ぶ時に、頭に水おけを乗せやすくするための台としても使われたようです。
西原東ガーの水は浸透性のある石灰岩と、水を通さない粘板岩(クチャ)の境目から湧き出ています。アガリガーは600年位前から存在するといわれ、現在の石積みに改修されたのは300年位前と伝えられています。
市指定文化財:史跡(1981(昭和56)年3月2日指定)
隣接する洗濯ガーとあわせて、西原集落での水利用のあり方がわかる貴重な史跡です。
〒901-2101
沖縄県浦添市西原