小禄墓(おろくばか)
比屋良川沿い断崖の中腹を掘り込んで、正面を石積みで塞いだ古式の墓です。漆喰でふさいだ墓口を含む幅1.7m高さ2.4mの範囲は、周囲の石積みを崩さずに取り外せる造りで、遺体を載せた御轎(ウチュウ・肩でかつぐ輿)を入れるためとされています。
14~15世紀に造られたと考えられる墓で、自然石と切り石を組み合わせた石積み(幅8.5m、高さ2.4m)で覆われています。墓口前には輝緑岩製で表面に浮彫りが施されている香炉(市指定有形文化財(彫刻))が置かれ、少し離れた場所に香炉と二体の石彫獅子(市指定有形文化財(彫刻))が置かれています。
墓室に納められている石厨子(県指定有形文化財(彫刻))には、「弘治七年 おろく大やくもい 六月吉日」との銘文が刻まれており、これは、沖縄最古級(1494(尚真18)年)のひらがなの記録です。
比屋良川公園の駐車場をご利用下さい。
昭和33年1月17日に沖縄県指定文化財(有形文化財(建造物))に指定されています。
14~15世紀に造られたと考えられる墓で、自然石と切り石を組み合わせた石積み(幅8.5m、高さ2.4m)で覆われています。墓口前には輝緑岩製で表面に浮彫りが施されている香炉(市指定有形文化財(彫刻))が置かれ、少し離れた場所に香炉と二体の石彫獅子(市指定有形文化財(彫刻))が置かれています。
墓室に納められている石厨子(県指定有形文化財(彫刻))には、「弘治七年 おろく大やくもい 六月吉日」との銘文が刻まれており、これは、沖縄最古級(1494(尚真18)年)のひらがなの記録です。
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昭和33年1月17日に沖縄県指定文化財(有形文化財(建造物))に指定されています。
〒901-2226
沖縄県宜野湾市嘉数