渡名喜島では「チキシ(差石)」と呼ばれている大きな丸い石2個、小さい丸い石3個が、以前は各字の四辻毎に置かれていました。
重さが50~70㎏もある石で昔若者が夜になるとこの石を地面に叩きつけて、悪霊を払っていました。叩きつけることで悪霊を地中に封じ込めるというまじないでした。チキシは魔除けのためだけでなく、若者達の力自慢を競うものでも利用されました。
沖縄で魔除けといえば石敢當(いしがんとう)があり、石敢當は直進する悪霊を防ぐため辻に置かれることが多いが、差石(チキシ)も同様に辻や三叉路に置かれることが多かったようです。
渡名喜島では「チキシ(差石)」と呼ばれている大きな丸い石2個、小さい丸い石3個が、以前は各字の四辻毎に置かれていました。
重さが50~70㎏もある石で昔若者が夜になるとこの石を地面に叩きつけて、悪霊を払っていました。叩きつけることで悪霊を地中に封じ込めるというまじないでした。チキシは魔除けのためだけでなく、若者達の力自慢を競うものでも利用されました。
沖縄で魔除けといえば石敢當(いしがんとう)があり、石敢當は直進する悪霊を防ぐため辻に置かれることが多いが、差石(チキシ)も同様に辻や三叉路に置かれることが多かったようです。
〒901-3601
沖縄県渡名喜村