御嶽とは、琉球固有の祭祀施設、琉球の信仰における聖域の総称で、神が存在、あるいは来訪する場所です。テンチジアマチジ(城内上の御嶽)は、御内原(うーちばる)の南東側、高さ1mくらいの石垣で囲まれた御嶽となっています。中央には約1mの今帰仁グスクの守護神として崇められている霊石(イビ)があります。北山最後の王である攀安知(はんあんち)が尚巴志に攻められ落城した際に、宝剣千代金丸で斬ったとされる受剣石がこの霊石(イビ)とされています。
『琉球国由来記』にある「城内上之嶽」という御嶽で、神名は「テンツギノカナヒヤブノ御イベ」、沖縄の古謡「おもろさうし」では「今帰仁(みやきせん)のカナヒヤブ」と謡われ、今帰仁グスクの守護神として崇められる、グスクの中で最も神聖な場所であるとされています。俗に、テンチジアマチジと呼ばれ、昔は御内原とこの区域は男子禁制で、城内の女官によって子孫繁栄、国家安泰、五穀豊穣を祈願したと伝えられます。旧暦7月のウプウイミ、8月のグスクウイミでは、今帰仁ノロによって祭祀が執り行われます。
「今帰仁上り」の聖地巡礼地となっていて現在も参拝者が絶えません。この琉球独特の信仰は住民の生活や精神文化として生き続けており、世界遺産としての価値基準となっています。
御嶽とは、琉球固有の祭祀施設、琉球の信仰における聖域の総称で、神が存在、あるいは来訪する場所です。テンチジアマチジ(城内上の御嶽)は、御内原(うーちばる)の南東側、高さ1mくらいの石垣で囲まれた御嶽となっています。中央には約1mの今帰仁グスクの守護神として崇められている霊石(イビ)があります。北山最後の王である攀安知(はんあんち)が尚巴志に攻められ落城した際に、宝剣千代金丸で斬ったとされる受剣石がこの霊石(イビ)とされています。
『琉球国由来記』にある「城内上之嶽」という御嶽で、神名は「テンツギノカナヒヤブノ御イベ」、沖縄の古謡「おもろさうし」では「今帰仁(みやきせん)のカナヒヤブ」と謡われ、今帰仁グスクの守護神として崇められる、グスクの中で最も神聖な場所であるとされています。俗に、テンチジアマチジと呼ばれ、昔は御内原とこの区域は男子禁制で、城内の女官によって子孫繁栄、国家安泰、五穀豊穣を祈願したと伝えられます。旧暦7月のウプウイミ、8月のグスクウイミでは、今帰仁ノロによって祭祀が執り行われます。
「今帰仁上り」の聖地巡礼地となっていて現在も参拝者が絶えません。この琉球独特の信仰は住民の生活や精神文化として生き続けており、世界遺産としての価値基準となっています。
〒905-0428
沖縄県今帰仁村今泊