景観を詠んだのではなく、恋歌です。阿嘉の美しい娘と若い村役人(文子=テグ)との恋仲が噂に上がり、その2人の仲をひげ水にたとえるなど、大変ユーモラスに歌われています。
※「阿嘉のひげ水や 上んかいど吹ちゅる かまど小(グヮ)が肝や のぶいくだい 阿嘉黒石波や打ち重びかさび からんととぅ謝名堂御衣ぬ重び クフィン小ぬう酒 ゆらてぃ呑みなりてぃ 明日や面影ぬ立ちゅとみば」(大意)阿嘉の滝水は上に吹き上がる カマドの心は上がったり下がったり揺れている。阿嘉の黒石波は幾重にも重なっているように からんと(カマド小)と謝名堂(地名)のお着物は重なっている(愛し合っている)。こんな少ないお酒でも寄り合って呑む習いであって明日は面影がたつと思うから。
舞台となった阿嘉の集落はかつて崖の下にありましたが、台風被害により明治の頃に移転して上阿嘉に、さらに1963(昭和38)年に残っていた住民が移転して下阿嘉集落を形成しています。
阿嘉から節の歌碑は1995(平成7)年11月に建立されました。
駐車場有り。阿嘉のひげ水の入口にあります。
景観を詠んだのではなく、恋歌です。阿嘉の美しい娘と若い村役人(文子=テグ)との恋仲が噂に上がり、その2人の仲をひげ水にたとえるなど、大変ユーモラスに歌われています。
※「阿嘉のひげ水や 上んかいど吹ちゅる かまど小(グヮ)が肝や のぶいくだい 阿嘉黒石波や打ち重びかさび からんととぅ謝名堂御衣ぬ重び クフィン小ぬう酒 ゆらてぃ呑みなりてぃ 明日や面影ぬ立ちゅとみば」(大意)阿嘉の滝水は上に吹き上がる カマドの心は上がったり下がったり揺れている。阿嘉の黒石波は幾重にも重なっているように からんと(カマド小)と謝名堂(地名)のお着物は重なっている(愛し合っている)。こんな少ないお酒でも寄り合って呑む習いであって明日は面影がたつと思うから。
舞台となった阿嘉の集落はかつて崖の下にありましたが、台風被害により明治の頃に移転して上阿嘉に、さらに1963(昭和38)年に残っていた住民が移転して下阿嘉集落を形成しています。
阿嘉から節の歌碑は1995(平成7)年11月に建立されました。
駐車場有り。阿嘉のひげ水の入口にあります。
〒901-3103
沖縄県久米島町阿嘉