東ヤマトゥガー(簡易水道施設跡)
粟国村の水道事業の始まりである簡易水道施設跡がある湧き水です。
住所
〒901-3703
沖縄県粟国村西
一般的に東ヤマトゥガーと呼ばれている、自然にできた巨大な割れ岩の間を通って、階段を降りていくと、海に到達します。そこから海岸沿いの岩場を進んでいくと、かつて、西の集落、東の集落の人たちが使用していたヤマトゥガー(湧き水)があります。現在では使用されていませんが、粟国村に本格的な水道が整備されるまでの間は、このヤマトゥガーの湧き水を使用した簡易水道施設が整備され、ここにはその施設跡がのこされています。
第2次世界大戦後も、粟国村は慢性的な水不足に悩まされており、米軍政府も、各地の井戸水には海水が混じって飲料水に適してないと認めました。そこで、1960年、高等弁務官補助金で、ヤマトゥガーの湧き水を利用して貯水タンクを造り簡易水道施設の整備が行われることになりました。同年5月に着工し、6月には貯水タンクが竣工、そして、1964年に配管設備の整備が完了しました。そして、吸い揚げモーター機械を設置して、西の集落の高台、西り毛平に貯水タンクから水道配管設備により各家庭に給水しましたが、水量が乏しく、各家庭の需要を満たすことはできませんでした。
足場がとても悪いところなので、ビーチサンダルではなく、スニーカーや長靴など、相応の靴を履いていくことをおすすめします。
一般的に東ヤマトゥガーと呼ばれている、自然にできた巨大な割れ岩の間を通って、階段を降りていくと、海に到達します。そこから海岸沿いの岩場を進んでいくと、かつて、西の集落、東の集落の人たちが使用していたヤマトゥガー(湧き水)があります。現在では使用されていませんが、粟国村に本格的な水道が整備されるまでの間は、このヤマトゥガーの湧き水を使用した簡易水道施設が整備され、ここにはその施設跡がのこされています。
第2次世界大戦後も、粟国村は慢性的な水不足に悩まされており、米軍政府も、各地の井戸水には海水が混じって飲料水に適してないと認めました。そこで、1960年、高等弁務官補助金で、ヤマトゥガーの湧き水を利用して貯水タンクを造り簡易水道施設の整備が行われることになりました。同年5月に着工し、6月には貯水タンクが竣工、そして、1964年に配管設備の整備が完了しました。そして、吸い揚げモーター機械を設置して、西の集落の高台、西り毛平に貯水タンクから水道配管設備により各家庭に給水しましたが、水量が乏しく、各家庭の需要を満たすことはできませんでした。
足場がとても悪いところなので、ビーチサンダルではなく、スニーカーや長靴など、相応の靴を履いていくことをおすすめします。
〒901-3703
沖縄県粟国村西