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フボー(クボー)御嶽

 琉球開闢(かいびゃく)神話にも登場する神々が天下りされる七御嶽の一つで、何人たりとも出入りを禁じるほど久高島において最も重要な聖地です。

住所

〒901-1501
沖縄県南城市知念久高

フボー(クボー)御嶽

 琉球開闢(かいびゃく)神話にも登場する神々が天下りされる七御嶽の一つで、何人たりとも出入りを禁じるほど久高島において最も重要な聖地です。

 フボー御嶽は久高島の北部の海岸近くにある御嶽で、奥にある円形広場ではイザイホーやフバワクなどの久高島の主要な年中祭祀のほとんどにおいて祭祀の対象になっています。
 フボー御嶽は、ウプウガミ(大きいウガミ)とも呼ばれ、「由来記」では「コバウノ森」と記されています。コバウあるいはフボーは樹木のクバの意味で、現在でも多くのクバの木が繁茂しています。

 「由来記」によると、「コバウノ森」の祭神は、「コバヅカサ」、「ワカツカサ」、「スデヅカサ」、「ヤクロ河」の「四御前」とされています。コバツカサが主神で、そのイビは御嶽の中心に位置し、ワカツカサとスデツカサのイビは、そこから離れた場所にあって、それぞれ首里と玉城への搖拝所とされています。ヤクロ河は、地元ではヤグル井泉と呼ばれ、御嶽に近接する海岸に湧き出る井泉として現存しますが、井泉が御嶽の祭神の一つとして記されるのは特異な事例といえます。「中山世鑑」のアマミクによる御嶽開闢神話では、フボー御嶽(コバウ森)は、アマミクが最初に造った7つの御嶽の中の一つとされるのは、久高島が琉球王国によって重要な国家的な聖地であったことが背景にあるとされます。「由来記」の記事では、伊敷浜に漂着した壺の中には穀物の種子と一緒に、コバ、アザカ、シキヨといった植物の種子が入っていて、それらの種子を島にまいたところ、それらの植物が茂って森となり、その森には「君真物(キンマモン)」がしばしば出現して霊験あらたかであったため、御嶽として崇拝されるようになったという「コバウノ森」が誕生した経緯についても記されています。国王の行幸の際に、国王は男子禁制であるフボー御嶽の中に入って神女たちから祝福を受けていることは、「おもろさうし」のオモロや恵姓久高一門が所有する「久高嶋江為御祭礼被遊 行幸侯時 御規式之事」によって確認できます。フボー御嶽には、今日でも男子禁制の観念が根強く残り、御嶽の入口には、南城市教育委員会・久高神人・区長・島民の連名で、男女問わず立ち入り禁止と書かれた標識があります。

 市指定文化財:史跡(1986(昭和61)年3月1日指定)
 国指定文化財:名勝(2015(平成27)年10月7日指定)
 駐車場・トイレ無し。
 御嶽内には絶対に立ち入らないでください。

 フボー御嶽は久高島の北部の海岸近くにある御嶽で、奥にある円形広場ではイザイホーやフバワクなどの久高島の主要な年中祭祀のほとんどにおいて祭祀の対象になっています。
 フボー御嶽は、ウプウガミ(大きいウガミ)とも呼ばれ、「由来記」では「コバウノ森」と記されています。コバウあるいはフボーは樹木のクバの意味で、現在でも多くのクバの木が繁茂しています。

 「由来記」によると、「コバウノ森」の祭神は、「コバヅカサ」、「ワカツカサ」、「スデヅカサ」、「ヤクロ河」の「四御前」とされています。コバツカサが主神で、そのイビは御嶽の中心に位置し、ワカツカサとスデツカサのイビは、そこから離れた場所にあって、それぞれ首里と玉城への搖拝所とされています。ヤクロ河は、地元ではヤグル井泉と呼ばれ、御嶽に近接する海岸に湧き出る井泉として現存しますが、井泉が御嶽の祭神の一つとして記されるのは特異な事例といえます。「中山世鑑」のアマミクによる御嶽開闢神話では、フボー御嶽(コバウ森)は、アマミクが最初に造った7つの御嶽の中の一つとされるのは、久高島が琉球王国によって重要な国家的な聖地であったことが背景にあるとされます。「由来記」の記事では、伊敷浜に漂着した壺の中には穀物の種子と一緒に、コバ、アザカ、シキヨといった植物の種子が入っていて、それらの種子を島にまいたところ、それらの植物が茂って森となり、その森には「君真物(キンマモン)」がしばしば出現して霊験あらたかであったため、御嶽として崇拝されるようになったという「コバウノ森」が誕生した経緯についても記されています。国王の行幸の際に、国王は男子禁制であるフボー御嶽の中に入って神女たちから祝福を受けていることは、「おもろさうし」のオモロや恵姓久高一門が所有する「久高嶋江為御祭礼被遊 行幸侯時 御規式之事」によって確認できます。フボー御嶽には、今日でも男子禁制の観念が根強く残り、御嶽の入口には、南城市教育委員会・久高神人・区長・島民の連名で、男女問わず立ち入り禁止と書かれた標識があります。

 市指定文化財:史跡(1986(昭和61)年3月1日指定)
 国指定文化財:名勝(2015(平成27)年10月7日指定)
 駐車場・トイレ無し。
 御嶽内には絶対に立ち入らないでください。

〒901-1501
沖縄県南城市知念久高

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