テダ御川(うっかー)
太陽神が降りたという伝説があり、現在も多くの人々に崇拝されています。
住所
〒901-1503
沖縄県南城市知念知名
東御廻り(あがりうまーい)の重要な拝所の一つです。知念知名崎の海岸にある聖地、太陽神がここに降臨したと伝えられることから「テダ(太陽)」の名が付けられたとされています。上方(南)には知名崎灯台があり、そこから上方の一帯に知名グシク跡があります。波打ち際の巨岩の根元には砂岩で造られた、「テダ御川」の碑が建ち、その左方にはコンクリートで方形を囲った水溜めがあります。また、巨岩の壁面を削ったのか、コンクリートの正方形に上塗りした表面に「うてだうか 水神 一九六九年旧九月」という文字が刻まれています。
この井泉は、国王や聞得大君(きこえおおきみ)が久高島へ参拝する途上に飲料水を汲んだ泉とされ、知名崎の沖で航海安全のおもろを謡ったと伝えられています。
1933年頃までは湧水もありましたが、後方の山(知名グスク)がトラバーチン採掘場になったためグスクはなくなり、山も姿を変えてしまい結果的に水は枯れるようになったといわれます。
また、東御廻り(アガリウマーイ)の巡拝地であり、現在も1月3日の初ウビーの祭祀が行われ、沖縄各地から人々が拝みに訪れます。
駐車場(無料)有・トイレ無し。
市指定文化財:史跡(1982(昭和57)年3月31日指定)
東御廻り(あがりうまーい)の重要な拝所の一つです。知念知名崎の海岸にある聖地、太陽神がここに降臨したと伝えられることから「テダ(太陽)」の名が付けられたとされています。上方(南)には知名崎灯台があり、そこから上方の一帯に知名グシク跡があります。波打ち際の巨岩の根元には砂岩で造られた、「テダ御川」の碑が建ち、その左方にはコンクリートで方形を囲った水溜めがあります。また、巨岩の壁面を削ったのか、コンクリートの正方形に上塗りした表面に「うてだうか 水神 一九六九年旧九月」という文字が刻まれています。
この井泉は、国王や聞得大君(きこえおおきみ)が久高島へ参拝する途上に飲料水を汲んだ泉とされ、知名崎の沖で航海安全のおもろを謡ったと伝えられています。
1933年頃までは湧水もありましたが、後方の山(知名グスク)がトラバーチン採掘場になったためグスクはなくなり、山も姿を変えてしまい結果的に水は枯れるようになったといわれます。
また、東御廻り(アガリウマーイ)の巡拝地であり、現在も1月3日の初ウビーの祭祀が行われ、沖縄各地から人々が拝みに訪れます。
駐車場(無料)有・トイレ無し。
市指定文化財:史跡(1982(昭和57)年3月31日指定)
〒901-1503
沖縄県南城市知念知名