垣花樋川(かきのはなひーじゃー)
晴天時には、東側にコバルトブルーの海岸と久高島が見える素晴らしい景勝地です。
住所
〒901-0601
沖縄県南城市玉城垣花
垣花樋川(カキノハナヒージャー)は集落東側の斜面にあり、1985年(昭和60年)全国名水百選に選ばれた井泉です。石畳の道を降りて行くと鬱蒼と茂った林の中腹から湧き水が流れ出ています。
樋川の湧水口は3か所あり、かつては東側を「イキガガー(男性用)」、西側を「イナグガー(女性用)」と呼び、男女別の水浴び場になっていました。現在でも水量は豊富で、樋川には親子連れを始め多くの人々が訪れます。
戦前は、男川の水流を利用して米製粉用の水車が設けられ、男川下方の浅い池は農耕馬の水浴び場で、馬浴川(ウマアミシガー)と称しました。集落は高台にあったため、水汲みの際は男性が一斗缶を担ぎ、女性は水桶を頭に乗せて石畳の坂道を行き来していました。その水汲みはとても辛く、「垣花ヌ嫁ナヤーウラン(垣花の嫁になる者はいない)」といわれるほどでした。石畳の坂道には、当時の女性たちが休憩した中休み石や、上休み石の平石が残っています。
垣花では、1952年に垣花樋川からの導水管を設置して、樋川の水は飲料水や生活用水として現在も垣花区内各家庭に供給されています。垣花樋川では、正月の初ウビー、6月25日のアミシヌ御願、10月1日の生子御願の集落祭祀で祈願されています。
駐車場(無料)有り・トイレ無し。
字有地となっています。石畳は滑りやすいのでご注意ください。集落内は道幅が狭いため徐行運転でお願いします。また、民家前に違法駐車するなど地域とトラブルがないようにしてください。湧水は飲まないでください。
垣花樋川(カキノハナヒージャー)は集落東側の斜面にあり、1985年(昭和60年)全国名水百選に選ばれた井泉です。石畳の道を降りて行くと鬱蒼と茂った林の中腹から湧き水が流れ出ています。
樋川の湧水口は3か所あり、かつては東側を「イキガガー(男性用)」、西側を「イナグガー(女性用)」と呼び、男女別の水浴び場になっていました。現在でも水量は豊富で、樋川には親子連れを始め多くの人々が訪れます。
戦前は、男川の水流を利用して米製粉用の水車が設けられ、男川下方の浅い池は農耕馬の水浴び場で、馬浴川(ウマアミシガー)と称しました。集落は高台にあったため、水汲みの際は男性が一斗缶を担ぎ、女性は水桶を頭に乗せて石畳の坂道を行き来していました。その水汲みはとても辛く、「垣花ヌ嫁ナヤーウラン(垣花の嫁になる者はいない)」といわれるほどでした。石畳の坂道には、当時の女性たちが休憩した中休み石や、上休み石の平石が残っています。
垣花では、1952年に垣花樋川からの導水管を設置して、樋川の水は飲料水や生活用水として現在も垣花区内各家庭に供給されています。垣花樋川では、正月の初ウビー、6月25日のアミシヌ御願、10月1日の生子御願の集落祭祀で祈願されています。
駐車場(無料)有り・トイレ無し。
字有地となっています。石畳は滑りやすいのでご注意ください。集落内は道幅が狭いため徐行運転でお願いします。また、民家前に違法駐車するなど地域とトラブルがないようにしてください。湧水は飲まないでください。
〒901-0601
沖縄県南城市玉城垣花