SPOTスポット

高安の龕屋

 龕ゴウ祭で使用される「龕」が納められています。

住所

〒901-0242
沖縄県豊見城市高安208-1

高安の龕屋

 龕ゴウ祭で使用される「龕」が納められています。

 龕(ガン)とは、野辺送り(ソーローウトゥム)の際に、死者を納めた棺をのせて運ぶ屋形型の輿のことです。この建物は龕が保管されている建物で「龕屋(ガンヤー)」と呼ばれており、2001年に改築されました。

 字高安の龕がいつ頃から使われ始めたのかは記録がなく、定かではありませんが、現在の龕は沖縄戦で破壊されたものを1952年に再建し、1968年まで実際に使用されたものです。龕本体は材料として槙、檜、杉が使われており、全体が朱色の漆塗りで彩色され、四面には僧侶や蓮の花などの仏教的な絵が描かれています。毎年旧暦8月9日には龕屋の扉が開けられ、中に納められている龕の状態を確認するとともに、供物を供え字民の無病息災が祈願されています。また、字高安の龕とゆかりの深い字豊見城の屋号「沢岻」家に出かけ拝みを行っています。字高安の龕ゴウ祭は、12年に一度の辰年、旧暦8月9日に開催されており、龕の修復等も兼ね、字民の無病息災と豊年を祈願する地域祭祀として250年以上の伝統があると伝えられています。祭りでは、龕の魂を鎮め、集落内の悪霊を追い払うため、勇壮な棒術や空手、賑やかな琉球舞踊などが奉納されるほか、集落の二つの宗家が東西に分かれて祈願奉納する「両元ウガミ」や、祭りのクライマックスでは、龕を納めるため公民館から龕屋までの道のりを龕や旗頭をおし立て、大勢の字民が参加して気勢をあげる道ズネーが行われます。

 龕本体は龕ゴウ祭の時に見ることができます。
 駐車場はありません。交通量の多い場所にありますので、見学の際はお気を付けください。

 龕(ガン)とは、野辺送り(ソーローウトゥム)の際に、死者を納めた棺をのせて運ぶ屋形型の輿のことです。この建物は龕が保管されている建物で「龕屋(ガンヤー)」と呼ばれており、2001年に改築されました。

 字高安の龕がいつ頃から使われ始めたのかは記録がなく、定かではありませんが、現在の龕は沖縄戦で破壊されたものを1952年に再建し、1968年まで実際に使用されたものです。龕本体は材料として槙、檜、杉が使われており、全体が朱色の漆塗りで彩色され、四面には僧侶や蓮の花などの仏教的な絵が描かれています。毎年旧暦8月9日には龕屋の扉が開けられ、中に納められている龕の状態を確認するとともに、供物を供え字民の無病息災が祈願されています。また、字高安の龕とゆかりの深い字豊見城の屋号「沢岻」家に出かけ拝みを行っています。字高安の龕ゴウ祭は、12年に一度の辰年、旧暦8月9日に開催されており、龕の修復等も兼ね、字民の無病息災と豊年を祈願する地域祭祀として250年以上の伝統があると伝えられています。祭りでは、龕の魂を鎮め、集落内の悪霊を追い払うため、勇壮な棒術や空手、賑やかな琉球舞踊などが奉納されるほか、集落の二つの宗家が東西に分かれて祈願奉納する「両元ウガミ」や、祭りのクライマックスでは、龕を納めるため公民館から龕屋までの道のりを龕や旗頭をおし立て、大勢の字民が参加して気勢をあげる道ズネーが行われます。

 龕本体は龕ゴウ祭の時に見ることができます。
 駐車場はありません。交通量の多い場所にありますので、見学の際はお気を付けください。

〒901-0242
沖縄県豊見城市高安208-1

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