3つの特徴を持つ裏門は、戦闘のみを意識して造られたのではなく、石積みの技術の高さと意匠へのこだわりをもって造られたことが感じられます。
裏門には3つの特徴があり、1つ目は、裏門に向かって左側の城壁が琉球グスク時代における最高度の築城技術、あいかた積み技法で築かれており角の部分が丸く面取られ美しくなっていることです。2つ目は、見事なアーチ門であることです。柱になる部分は大きな石を布積みにし、屋根は弓状の二枚の石で葺き、その石が跳ね上がるのと落ち込むのを防ぐため、半架けにした大きな石で押さえています。3つ目は、アーチ門に入る7段の階段と左右の城壁が出入口よりかなり前方にせり出した構造になっていることです。これはお互いに連動し、敵の侵入を防ぐための構造と考えられます。
1853年、琉球にやってきたペリー艦隊の探検隊一行がエジプト式と評し、その技術の高さに驚いたといわれています。
裏門から北側へ進むと広場があり、そこからは立派な三の郭外壁を見ることができます。
3つの特徴を持つ裏門は、戦闘のみを意識して造られたのではなく、石積みの技術の高さと意匠へのこだわりをもって造られたことが感じられます。
裏門には3つの特徴があり、1つ目は、裏門に向かって左側の城壁が琉球グスク時代における最高度の築城技術、あいかた積み技法で築かれており角の部分が丸く面取られ美しくなっていることです。2つ目は、見事なアーチ門であることです。柱になる部分は大きな石を布積みにし、屋根は弓状の二枚の石で葺き、その石が跳ね上がるのと落ち込むのを防ぐため、半架けにした大きな石で押さえています。3つ目は、アーチ門に入る7段の階段と左右の城壁が出入口よりかなり前方にせり出した構造になっていることです。これはお互いに連動し、敵の侵入を防ぐための構造と考えられます。
1853年、琉球にやってきたペリー艦隊の探検隊一行がエジプト式と評し、その技術の高さに驚いたといわれています。
裏門から北側へ進むと広場があり、そこからは立派な三の郭外壁を見ることができます。
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